サカナで、テガクサイ

ども。今日も今日とてたらたらと文章を書きます。
魚釣りに行ったんですよ。
そんで船に酔ったんです、酔い止め飲んだのに。
まあ、酔ってしまった以上、それはもうしようがないので、酔うに任せて2時間くらいぐったりしていたのですが、まあ2時間もたてばなんとか復活したので魚を釣ったんです。
ふかせ、っていうヤツで。なんでふかせ、という名前なのか、理由はわかりません。
それで、1回目で仕掛けて、その1回目の分を引き上げたら、なんかピンク色の魚がふよふよーと浮かんできたんですね。それが写真の上のやつ。なんかキレイな魚でした。
名前はわからないです。
その後はほとんど何も釣れずでしたが、午後3時くらいに写真の下の鯛のちっこいヤツが釣れました。それもなーんにも手ごたえなく。ついてきた、みたいな感じで。
で、その2匹を本日調理したんですよ。
ハラワタとって、ウロコをとって、グリルで塩焼きに。
煙がすげえ出て、焦げ臭くなって、窓全開にして換気扇回して、でも煙が立ち込めて、それでも何とか2匹焼いたんですよ。
そんで食ってみたんですけど、まあそれが旨いんですよ。ただ焼いただけなのに。
海の底から、こんな自分に食われてしまっちゃう魚になんだか感謝したくなるような、そんな旨さなんですよ。煙のにおいで充満した部屋で。もう。
日本人は、昔からこうして魚食って生きてきたんやろなーと思ってしまうぐらいに、なんだか感傷的になっちゃうんです。
あー、昨日までは海で生きてたのに、今は自分の胃袋か、と思うと、命食っていきてるなー、って、当たり前なのに。
狩猟民族ではない日本人は、米と魚と野菜を食って生きてきたので、その遺伝子がたぶんまだ残ってるんだと思うのですが、その結実が、これか、と。
釣具屋に行くと、なんでこんなに種類が必要なのかと思うくらいの品揃えに圧倒されます。
遺伝子は確実に仕事してるな、と思ったり、思わなかったり。
ごちそうさまでした。